人生を変えた出会い
オティアスです。
前回の続き
イギリス留学から日本に戻って、いろんな仕事をしてきたけれど、働き方に違和感を感じていました。
別にイギリスで仕事をしていたワケではないけれど、お客さんとして、スーパーやレストラン、公共機関やその他の施設を利用していたのですが、なんだか日本のお仕事って、形ばかりで仕事の質と割りに合ってない気がしていました。
お客さんもいないのにレジに立ってるとか。座ってちゃダメなの?
お客さんを対応していない時は、私語しちゃダメなの?
休憩中以外は飲み物飲んだらダメなの?
自分の仕事終わったら帰ったらダメなの?とか、なんか人生って、まるで仕事するためにあるような気がしてイヤでした。
それでも、生活するためには仕事しないといけないし…でも、頻繁に海外旅行に行けるような仕事がいいな。と思っても高卒の僕には、高給で休みも充実したような仕事は皆無だし、とりあえず、海外旅行に行けるように、選択肢の少ない中でも、稼ぎのいい仕事をチョイス。
働き始めたものの、たしかに給料はそこそこいいですよ。ただ、休みがない…
3ヶ月無休の時もありましたよ。えぇ、そこは超絶ブラックだったんですねぇ。ビックリですよ。
2年くらいで辞めました。いや、なんとか辞めれたって感じでしたね。ああいう会社って、なかなか辞めさせてくれないんですよね。辞めるのはこちらの権利なのにね!
ターニングポイント2:
そして精魂尽き果てた僕は、今度は給料よりも休みを重視して
「とりあえず休日のしっかりした仕事がいいな。急に海外旅行に行くかもだし。」
「でも、正社員になっても有給休暇ってなかなか取らせてもらえないって聞いたし、なんなら時間に自由の利くアルバイトでいっか。」
ということでアルバイトをすることになりました。まぁ、フリーターですね。
超絶ブラックな会社からフリーターになると、もう毎日が楽しくて楽しくてたまらんのです!
仕事も1日5~6時間で、職場の仲間との飲み会、休みだって希望すればいつでも取れるし最高です!
しかし、アルバイトなら休みは自由に取れるけど、バイト代だけで何度も旅行するほどの貯金は難しい!僕が行きたいのはヨーロッパ。往復チケットだけで十数万しますから。年に2~3回は海外旅行したい。とか考えると、絶対ムリ。
そのとき、ひらめいたんです!
「どうせバイトするなら、外国でバイトすればいいんじゃね?そしたら通勤時間も旅行気分になれるやん!」
そこから毎日、海外求人サイトを見まくりますが、さすがに英語圏の求人は狭き門でした。たまに良さそうな求人を見つけても「大卒」って肩書きが必要なんですね。僕、高卒ですしね。
あとは、英語圏以外とか、ビザはあなたが用意して下さい的なのとか。
そもそも、自分の英語力なんか仕事で使えるんか?
大学で専門的に外国語を勉強した人には及ばない…と自信もなくしていた頃に、一人の外国人女性が、お店にやってきたのです。
これは久しぶりに英語でお話するチャンス!と思い、彼女が来ると、僕がいつも対応していたのですが、ある日、急に彼女が僕に、
「あなたは、そんなに英語が話せるのに、どうしてレンタルショップなんかで働いてるの?もっと、あなたに合った仕事があるんじゃないの?」
と質問されました。
僕は、自分の英語力なんか他の人と比べたら大したことない。
たかだか、旅行で役立つ程度のレベルだと思ってました。正直、ビジネスで使えるレベルでないことは自分でも分かっていました。
それでも、いつかは海外に住んでみたいことを伝えると彼女は、「外国に暮らしている日本人って、どれくらいいるか知ってる?」と聞いてきたので、何も考えずに、「たくさんいるんじゃない?」と答えました。
すると、彼女は「そう!たくさんの日本人が海外で暮らしているのよ!それなのに、なぜあなたは、まだ日本にいるの?あなただって、そのうちの1人になれるのよ。」
その一言は、まさしく落雷を受けたような衝撃でした。めちゃくちゃ鳥肌立ちましたね。
その言葉を聞いて、海外移住って、そんなに悩むコトでもない気がしました。
彼女は、「1週間後にまたお店に来るから、それまでに、どこの国でもいいから、海外の求人に3つ応募しておくこと。それが、あなたの宿題よ。」と僕に告げていきました。
そのときに見つけた仕事で、僕はドイツで暮らすことになるのですが、彼女に背中を押さえれなければ、絶対にまだ日本で四苦八苦していたんだろうなぁ。と思います。
もし、海外移住してみたいけど、悩んだり、不安を抱えてる人がいれば、思い切って移住してみた方がいいですよ。
理想と違ったり、海外生活に耐えられなくなったら、日本に戻ればいいだけの話ですしね。
意外と、日本語しか話せないって人も、たくさん生活してますよ。
言葉に関しても、そのうち話せるようになる!ってくらい軽い気持ちでいい気がします。
海外で暮らすって最高の人生だな!って僕は思います。
海外生活に憧れてる人は、すぐにでも日本から旅立つべきですよ!
では、また次回☆